リリーのすべて

リリーのすべて

(The Danish Girl)

今回ご紹介する映画は、2015年のアメリカ・イギリス合作映画、『リリーのすべて』(原題:The Danish Girl)です。物語の最初の部分を日本語で紹介します。

舞台は1920年台のデンマーク。肖像画家portrait artistのゲルダ・ヴェイナー(Gerda Wegener)は夫の風景画家landscape artistアイナー・ヴェイナー(Einar Wegener)とともに、それぞれの制作をしながら仲睦まじく暮らしていました。情熱的で奔放なところがあるゲルダに対し、アイナーは物腰柔らかで穏やかな性格。画家としての世間の評価はアイナーのほうが高く、ゲルダは「正しいテーマを選べば君は一流の画家になれる」You could be a first class painter if you find right subject matter.と画商に言われていました。

ある日、ゲルダの絵のモデルであるダンサー、ウラ(Ulla)が約束の日に来られなくなります。ゲルダは、アイナーに脚のモデルになるよう頼みます。女性のストッキングを身に着け、キラキラした靴を履き、ドレスを体に合わせたアイナーは、その心地よさにうっとりとします。

女性の洋服や下着に美しさと心地よさを感じたアイナーは、ゲルダのナイトドレスを身につけるようになります。その行為にゲルダはもちろん驚きますが、同時に夫が女性的な美しさを持ち合わせていることにも気付かされます。そして、窮屈な舞踏会に、女装して参加してみんなを騙してみるのはどうかと、アイナーをけしかけるのです。

ゲルダはアイナーにメイクを施し、ドレスを着せ、ウィッグを選びます。アイナーは「リリー」(Lili)という女性としてパーティーに行きますが、あろうことかヘンリク(Henrik Sandahl)という男性に迫られてキスをしてしまいます。アイナーは自分の中のリリーという存在が、もう無視できないほど大きいものであることに気づくのです。

 

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